ニューオーリンズ出身のファンク系ジャムバンドの雄・ギャラクティックのドラマー、スタントンムーアが「自らが最もやりたい演奏を体現しているプロジェクト」と公言し、クリッターズ・バギンを筆頭に複数のインプロ系プロジェクトをこなすシアトル出身の奇才サックス奏者、スケーリック、その盟友でレス・クレイプール、トーリ・エイモス・バンドなどで超絶プレイを披露している、パーカッショニスト兼ヴィヴラフォン奏者、マイク・ディロンの3人を中心とした濃厚すぎるサイドプロジェクトとしてこれまでの数々の名演を繰り広げてきたGarage A Troisに、フジロック'06の雨のフィールド・オブ・ヘヴンの演奏も鮮烈だったベネヴェント・ルッソ・デュオの新進気鋭のキーボード/コンポーザー、マルコ・ベネベントが加わり更にスケールアップ。まさにジャム/インプロシーンを代表するプレイヤーの挙党一致体制による、突発的かつ刺激的すぎる究極のプロジェクトと言っても過言ではないだろう。