90年代初頭から隆盛を極めて来たEMOシーンを語る上で、絶対外せない存在と言えばRAINER MARIA。2006年に惜しくも解散してしまいましたが、その心はまだまだ燃え続けています。ソングライター/ギタリストだったKYLE FISCHERもソロ・アーティストとしてしっかり活動中。
ソロとしての活動はRAINER MARIAと並行してスタート。2001年にPOLYVINYL RECORDSからリリースされた『OPEN GROUND』で、その繊細な唄心は既に確立されていました。そしてRAINER MARIA解散後はレーベル「END UP RECORDS」も設立して様々なアーティストもバックアップ。同じく元RAINER MARIAのメンバーだったCAITHLIN DE MARRAIS嬢を始め、BALTHROP,ALABAMA、NE’ER DO EVERS、SEB LEONなどの作品をリリースしています。そして自らのセカンド・ソロ・アルバム『BLACK MILK』ももちろんEND UP RECORDSより発表。ゆったりと確実に新たな道を歩き始めているのです。