93年に彼らのホームタウンでもあるワシントンD.C.にてトラヴィス・モリソン(ボーカル、ギター、キーボード)、エリック・アクセルソン(ベース、キーボード)、ジェイソン・キャデル(ギター、キーボード)を中心に結成。ライブ活動、デモテープの制作を経て95年にJAWBOX、バーニング・エアラインズ、SHINER、JUNO、THE ETERNALSを輩出しているアメリカのデソート(ex-JAWBOXのキムが運営しているのはあまりにも有名)より1stアルバム「“!”」を発表。以降コンスタントにリリースを重ね、97年に現ドラマーのジョー・イーズリーを加えた現メンバーによる2ndアルバム「THE DISMEMBERMENT PLAN IS TERRIFIED」を発表。98年にはメジャーのインタースコープと契約を果たすが、結果的には破綻してしまい録音物も全てお蔵入りとなってしまう。その時期に録音されていた音源を古巣でもあるデソートに戻り99年にリリースしたのが傑作3rdアルバム「Emergency & I(御大J・ロビンスによるプロデュース)」である。このアルバムを境にバンドは大きな転機を迎え、世界的にその名を知らしめる事に成功する。その後はアメリカのみならずヨーロッパ、そして日本(2000年11月に初来日)でも精力的にライブ活動を行い、パール・ジャム、R.E.M.、プロミス・リング、デス・キャブ・フォー・キューティー等といった、インディーやメジャーを問わない良質なバンドとの共演を現在までに果たしている。